イラスト練習一年目まとめ(2021〜2022)

 

自分用のメモです。

イラスト描いたことないけど一年でどれくらい上手くなれるかな、って人の参考になれば。

 

初期画力

 

 

なぜかPカップ終了後にiPadを購入。

Apple Pencilも購入し、初めてイラストを描いた。

 

楽しそうですね。

摩美々の斜めの前髪、逆になってますよ。

 

2021年5月ごろ

 

 

声優追っかけたりPカップやったりしていました。

イラストは何もやってないけどプラチナだから許す。

 

せっかくiPadあるなら誕生日絵描けよ、と思い四苦八苦しながら数ヶ月ぶりに描いたのがこれ。

 

 

この絵を描いた後から、気持ちを入れ替え練習をしっかりすることにしました。

 

目標、模写やトレスを用いないで好きなキャラクターを可愛く描く!

ここからまず一年、頑張る。

 

2021年6月

 

やったこと

YouTubeの講座をひたすら見る。

顔の比率を数値化する。

 

 


これは当たり前なんですが、あんまりアニメも見ない、漫画も読まない人間がいきなり顔を描こうとしても何もできません。

しかし定規を使って製図をすることはできます。

 

どのYouTubeや本を買ってもルーミス先生の顔の描き方が出てくる。

なのでルーミス先生の本を買うのが手っ取り早い気がする。

 

 

あとキラキラした目が好きなので、目の練習をしていました。

さいとうなおき先生の信者になってた。毎日過去動画見てた。

 

 

やって良かったこと、気づいたこと

・人間の顔の基本的なパーツ配置を知る。その上で顎を小さくしたり、頬を膨らませたり、鼻を高くしたり、といった微調整でアニメキャラっぽい顔になる。

・瞳の下側に明るい色を持ってくる。

・ラフとか描くときの線は黒じゃないほうが見やすい。個人的には青が一番描きやすい。

 

2022年7月

 

さあ、顔をかけるようになったからイラストを描こう。

と思ったが描けない。

 

当たり前だけど身体の練習をしていないからですね。

 

Hyde Channelさんを見始めました。

特にポーズの引き出しを増やすために、瞬時に身体の動きを捉え絵に起こせるようにするのが大切。的なことを言ってたのに影響を受ける。

 

 

やって良かったこと、気づいたこと

・箱に置き換えて人体の形を簡略化して描く

・骨や筋肉の構造を意識すること

ピンタレストのモデルさんのポーズを描くこと。ただしよくなかった点としてはイラストと現実の人間は身体のバランスの比率が違うことに気づいていなかったこと。特に日本人は足が短すぎる。

 

2022年8月

 

サークルで印刷向けのイラストを描いた。

関係者様ありがとうございます。

 

 

 

他にも完成絵をそれなりに描き続けた。

 

 

 

やって良かったこと、気づいたこと

・色トレス(線画の色を場所によって変えること)

・誰でも時間をかければそれなりのものはできること、効率的に描かないと上達しないこと(多分背景込み20時間くらいがいい)

・色塗りやエフェクトで誤魔化すと、ぱっと見良くなってしまい修正すべき点が曖昧になってしまうこと

 

2021年9月

 

転職活動の面接が増えたためあまり時間取れず。

 

 

この頃からイラストが楽しくなくなります。というか描いてる時は基本楽しくない。

目が肥えてきたことにより自分の絵が可愛くないことをただただ認識するばかりで、何を直せばいいかわからない状態。

 

やって良かったこと、気づいたこと

・箱の形状にとらわれすぎて人体にあるべき丸みや角を意識できなかったこと

・上記の対策として、線のリズムについて勉強を始めたこと

 

2021年11月

 

10月はPカップと退職と引越しで流石に時間なかったらしい。

プラチナだから許す。

 

11月も完成させてる絵なし。

 

 

目の解像度が上がってきたことで、時間はかかるけど可愛いと思う線を見つけられる頻度が増えてきた。

 

またこの頃、キャラクターの向きを意識して様々なカメラアングルで描いてみることをした。

下から見た顔、上から見た顔、考えて描いたことでより顔のパーツ配置に理解が深まったと思う。

 

 

身体のリズムについても本を読み、いみわからんあほか、と思いつつもなんとなく修正できるようになってきた。

 

やって良かったこと、気づいたこと

・骨盤に対して足の骨のつき方、位置とその周囲の筋肉のつき方を考えて、S時のような膨らみを自然に持たせること

・6.5頭身なら股下が身長の半分に来ること、ようやくこの辺で足を短く描いてたことに気づいたこと

 

2021年12月

 

 

 

濃い色を使いたい!かっこいい雰囲気の絵を作りたい!と思い灰色〜黒で完成絵を描いた。

 

後、眼を塗るのが面倒になってきた。あれ時間かかってやだ。

と言うかイラストに関係する全てがだるい、できればやりたくない。

 

何か下手なんだけど何が下手かわからん!どの絵も生きてる感じがしない!ってキレてた。

 

やって良かったこと、気づいたこと

・完成絵やラフ、構図を書いていたため発見は特になし

・タイムリーな絵は伸びること

 

2022年1月

 

 

 

左向きしかけないの恥ずくない?

 

みたいな気持ちあったけど、よく考えたら描いてる時って左右反転しまくってるんですよね。

左向きも描けないが正しい。

 

 

頬が膨らんでる絵が好きだと気づいたので、できる限り盛るようにしました。

眉間やこめかみといったとんがってる部分を強調するとイラストっぽい気がする。

 

さて実は描き始めから髪の毛が大嫌いです。

この辺りで髪の毛が下手なのは頭部の立体が曖昧になっていたからだと気づいて、再度形を意識し始めました。

 

人間の顔、ゴツゴツしすぎですね。

 

やって良かったこと、気づいたこと

・顔の側面は平面的、四角い箱をイメージ

・頭は楕円、後頭部は凹み、その下から背骨が始まること

・画面奥側の目は鼻のラインに一部隠れる、そこを誇張して描くと立体的に見えること

・眼窩が窪んでいること

 

2022年2月

 

 

ラフのみ。

まだ修正点や学ぶことも多く、色を塗る前に直さなきゃいけないことが山ほどあると思っていたため。

線がはっきりして色がシンプルなイラストを身につけたいと考え始めた。

 

パースとアイレベルをかなり強く意識して練習。

これはしんどい。時間かかるし楽しくない。

 

やって良かったこと、気づいたこと

・常にカメラの高さ、向きを考えること

・細いか太いか、半透明か不透明かで線の印象が変わること

 

2022年3月

 

もう何をやっても可愛くない、楽しくない。

イラストはやめた方がいいです。

 

といった感情に包まれたので、漫画やゲーム、アニメをみる習慣をつけることを優先。

インプットがなければアウトプットできないという理論。

 

 

 

締め切りに迫られてがうるぐらさんを描いたのですが、久しぶりにちゃんと完成させたことで少しやる気が出てきました。

 

 

さてこの月で、自分の絵がなぜ可愛くないと思うのか、に気づくことができました。

 

身体に表情が足りないことです。

 

何かポーズをとっているときにどこに力が加わっていて、身体を捻ったり傾けたり伸ばしたり、と言う意識が弱かったんですね。

 

首を曲げる、ひねる、肩を上げる下げる、身体を大きく捻る、骨盤を片方だけ持ち上げる、足首の向きを強めに変える、、、、、

 

といったポーズの詳細を考え、それを様々なカメラアングルで描くことを意識します。

 

やって良かったこと、気づいたこと

・ポーズの力の入り方で感情やキャラクター性を表現できること

 

2022年4月

 

 

 

 

なんか全然描いてない。

でもプラチナだから許す。

 

この辺から苦手意識の強かった身体のパーツを重ねる練習を始めました。

手前に向かう足とか参考資料見ながら描いてもしんどい。

 

またピンタレストのモデルさんを見ながらポーズを取る作業を再開。

 

やって良かったこと、気づいたこと

・ランドマーク(目印になるもの、鎖骨とかおへそとか骨盤の膨らみとか)の数を増やすこと

・ラッピングライン(表面形状を表す構造線)を描くこと

・嘘でもいいから輪郭をS字にしたりして画面のリズムを整えること

 

2022年5月

 

ある程度好きなポーズを描けるようになってきて、イラストを描くのがだいぶ楽になってきました。

でも楽しくはないです。

 

ポーズが安定してきたので、ひとまず完成絵を作って再度問題を抽出することに。

 

 

色塗りができない!

練習してないので当たり前ですね。

 

とりあえず現時点でポーズよりも色塗りに問題があるということで、ここからは色ぬりの練習をしようと思います。

 

問題点

初心者にありがちな濃い色を選びすぎ。

立体に対して光の当たる向き、影の向きが理解できてないのに厚塗り風にして汚くなっていること。

色の描き込み量のバランス。

 

 

対策

いろんな絵師さんの絵を見る

自分が使わない色を参考にして、色数を少なくする

彩度はできる限り抑え、アニメ塗りを意識

 

 

 

ここまでで一年。

ようやく背景やエフェクトに頼らず、可愛いの描けたかな、と思えるようになりました。

 

めっちゃ洋服描き込みたい気持ちもあるんですが時間がかかり練習としてはコスパ悪そうなので、まずは基本的な色の選び方の知識をつけることが優先。

 

次の一年も頑張っていきましょう。

 

挑戦したいこと

・下地の色と影の色の選びかたを最適化する

・服を華やかにしたい

・好きな絵師さんの画風を積極的に取り入れる

・オリジナルのキャラクターを描いてみる

・二次創作漫画